モリタ整体院

平井(JR総武線)の整体・カイロプラクティック

〒132-0035東京都江戸川区平井3-24-8森田ビル1・2F

人体実験(汗)

癌細胞が39度以上で死滅するということはよく知られた話だと思います。
39.3度以上とか39.6度必要とか諸説ありますが、どうやらこの辺まで体温を上昇させるといいらしい事は事実らしいのです。
ずっと以前にこのブログでもヒートショックプロテインについて書いたことがありましたが、そこには38度から38.5度位まで体温を上げると身体に良いと書きましたが、その程度の体温では癌細胞を死滅させるまでには至りません。 
実際ヒートショックプロテインを実践してみると38.5度まで上げるのはかなりの我慢が必要になってきます。 正直きついです。
だからこそ、なるほど・・・ 効くかもね と思いました。
何事もそうですが、世に甘い話はそうそうないわけで、肉を切らせて骨を切るくらいの覚悟がないと何かを手に入れることは難しいのではと思うのです。 ドMか!
というわけで39度まで入浴で上げてみようと挑戦することにしました。
時間が長くなるにつれ辛さが増すので、風呂の温度を45度まで上げて、蓋を首近くまでして、短期決戦に出たのです。
熱すぎる! 無理! 猫舌ならぬ猫皮膚の私には無謀な45度です。 無理!
でも 安心してください!  やりました。
43度ならなんとか入れたので一旦ぬるくしてそこから45度まで温める、茹でガエル戦法で再挑戦です。
風呂の温度の上昇に伴い、体温もどんどん上昇します。
やはり壁は体温が38.2度あたりで発汗が激しくなり体温上昇が、鈍くなりました。 ここで風呂につけてあるお湯のOS-1補給です。
そうこうしているうちにお湯の温度が45度に。 熱い、皮膚がジンジンする~。 give upしようかなど頭をかすめますが、深呼吸をしながら耐えます。
そのうちふと、 そもそも体温調整する機能が備わっているわけだから、外部温度が上昇すれば身体は発汗し体温を下げようとするはずだ。これ以上は自然の体温調節機能に負荷がかかりすぎる。風邪などでウィルスが侵入しているならば身体は追い出そうと必要な体温まで上昇させようとするが、平常時は熱中症にならないように体温上昇はそうそうたやすく起こるはずはない。これは人工的に熱中症にしようとしているだけでは・・・
などと考えが浮かんできて、あえなく10分でgive up。
38.6度までしか体温が上がりませんでした。 情けない・・・
今度は温度をMAXにして岩盤浴でやってみます。 
いずれにせよ、これで癌が死滅するのなら治療法として選択肢の一つになるかと思いますが、健康な方は体温上昇は鈍くなると思われます。
まとめとしましては、ヒートショックプロテインは発汗し始めて体温上昇が鈍くなったらその辺が自分のサーモスタットが働くところだと理解し、無理をしない事です。そして保温をしっかりして余熱で効かすことだと思います。

※皆さんは無理することなく実践してください。 一切の責任を負いかねます。
  

2015.11.03

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