モリタ整体院

平井(JR総武線)の整体・カイロプラクティック

〒132-0035東京都江戸川区平井3-24-8森田ビル1・2F

ボールがスローモーションでみえる

高校野球、毎日熱戦ですね。
患者さんの息子さんが中学校で野球をやっていて、やはり甲子園目指しているそうです。
ショートを守っていて、守備には自信があるが、バッティングで悩んでいるとのお話を聞きました。
以前自分でも試してとてもいいと思った「速読」を紹介させていただきました。 とはいっても本とDVDをお貸ししただけなのですが・・・
今年の5月ごろの話です。
速読? バッティングに何か関係あるの? 
実は大ありなんです。
あのイチロー選手が子供のころ、動体視力を鍛えるためにすれ違う車のナンバープレートを読み取る訓練をしていたそうです。さらに、見たナンバーを瞬時に足したり引いたりしていたとか。
これを効率よくやるのが紹介させてもらったスポーツ速読です。
以来実践しているようで、ご自分でも購入して、どうやらとてもいい効果が出ているとの報告を先日受けました。
速読といっても、私が勧めたのは、本を早く読むというよりスポーツ速読といって脳を活性化することで、子供でも150Kmの速球が打てるようになる、正確には打つには筋力も必要なので、あてられるようになるといった方がいいかもしれません。
脳が活性化しているため、通常よりボールが遅く感じます。
私はあるトレーニングに使っていたのですが、体感は凄く感じられました。

もちろん読書も早く読めるようになります。
通常は1分間に400~600文字らしいのですが、これをするようになって5000文字程度が処理できるようになりました。
ケネディは1万6000字を処理していたそうです。驚きです。

スポーツでのパフォーマンス向上、本の早い処理だけでもかなりいいのですが、脳の衰え防止や芸術や仕事面での能力向上にも大きな効果を上げているようです。
その他、最近頭がぼんやりする、脳疲労があるという方にもいいと思います。
頭がクリアーになります。

2017.08.21

前回の続き

前回の続きを少しだけ、
「全部わかっててトレーナーは止めている」
こういう意見もあります。
私は幾多の逆転劇をボクシングの試合で見てきました。
野球、サッカーに比べ一瞬で試合がひっくり返るのがボクシングの怖さであり、魅力でもあります。
ダウンの後に逆転したケースもたくさんみました。
トレーナーなら誰よりも選手のダメージ、焦りなども客観的にみて普通の人よりわかっているはずです。 
しかし、今回は村田 諒太選手が言うように、絶対王者のああいう姿を見たくない、あるいは見せたくない、というある種の感情移入が発作的に出てしまったのだと思います。
その証拠に、もし山中選手が挑戦者であったなら、まだ止めなかったであろうし、駆け出しの選手であってもまだ止めなかったと思います。
「チャンピオンもう十分だ。それ以上止めてくれ、そんな姿見たくない、見せたくない」と・・・
本人はハングリー精神をまだ持ち合わせていたのかもしれないけど、トレーナー自身は既に失っていたのかと思えてならない。
それがとてつもなく悔しい。 あのまま続けていたら絶対に勝てたとは言いませんが、ストップ後のダメージはさほどでもなかったはずだし、凌げば後半の相手のスタミナ切れ、一発でKO出来るパンチを持っているなど、可能性はまだまだあったと思います。  どちらにしても本人は不完全燃焼だったはずです。   

2017.08.19

セカンドインパクトシンドロームが怖い

えっまじで。もう少し見たかった。
先日行われた、山中慎介選手のボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチでの感想です。
具志堅用高選手の連続防衛記録13に並ぶ大切な試合でした。
これ勝って新記録を切望していた、いちボクシングファンとしては残念で仕方ありません。
セコンドからのタオル投入については賛否が分かれるところだと思います。
私的にはまだ止めるには早いと感じました。
ただタオルを入れたトレーナーは過去に亡くなったボクサーを見ていたようで、そうした辛い思いからの早めの対処だったのかともとれます。
ボクシングに限らずラグビーなどのコンタクトスポーツでは脳震盪という生命にかかわる傷害が付きまといます。
ここで需要なのがセカンドインパクトです。
実は仮に脳震盪を起こし、そのまま安静にしている場合は、重篤な症状に陥ることは少ないという報告があります。
問題はあまり期間を置かないで二度目の衝撃を脳に受けたときに30~50%の死亡率が、また後遺症が残るといわれています。
ボクサーでいうならあしたのジョーこと矢吹ジョーみたいに何度も立ち上がっては危険という事です。
仮にKOされたとしても一度倒されたら立ち上がらない。 その後数か月は脳へのダメージは受けないようにする。
ボクシングの魅力を半減させますが、選手のことを考えるとこれが理想です。
しかし今回の場合、相手のアグレッシブな攻撃に多少、振り回されたり、衝撃をまともに受けないようにパンチを流していたので、印象はわるく映りましたが、まだ脳震盪のような意識が飛ぶようなダメージは見られませんでした。

むしろ、上手く凌いで次のラウンドで、相手の打ち疲れの後の「神の左」が期待されるくらいだと感じました。   残念です。
明らかに脳震盪の初見がある、あるいは倒れた後、立ち上がって再度試合に挑む際は、細心の注意が必要なことは言うまでもありませんが、あれではボクシングの魅力はそがれてしまいます。
今回の防衛記録のすごさは5階級制覇、くらいに匹敵すると思います。
最近では階級をまたいでの2階級、3階級制覇などが流行りのようですが、同じ階級での防衛はそれ以上に価値があることはボクシングをかじったことがある人ならわかると思います。
同階級において防衛をするには、まずは体重の維持です。何年にもわたり減量し、体重を維持することは難しい。 また指名試合もありランキングの強い相手と強制的に試合を義務付けられる。などきつい面が多数あります。
一方でチャンピオンになったら、タイトルを返上し、階級を上げて挑戦する立場であれば、相手を選ぶことができる。(今は主要な団体が4つほどあるので、チャンピオンも統一王者がいなければ、同じ階級に4人いる)
中には相性が合う相手もいるはずです。
そうした面から、私は防衛記録の方が価値があると思っています。以前にもブログで取り上げましたが、内山高志選手などもそうです。
生きているうちに14度防衛するボクサーを見てみたいという思いが更に強くなりました。
何はともあれセカンドインパクトシンドロームは選手の生命、または重篤な後遺症をもたらすきけんがあるので注意が必要です。
ただ今回はストップの時点では該当しなかったのではなかと思っています。

2017.08.16

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