モリタ整体院

平井(JR総武線)の整体・カイロプラクティック

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村田選手おめでとう!    

村田諒太選手おめでとうございます!
竹原慎二に次いで二人目のWBA世界ミドル級チャンピオンとなりました。
ミドル級で世界をとること自体、しかもオリンピックとプロ両方で。 凄いことだと思います。
技術的な戦評については専門家の方にまかせるとして、私は別の角度から勝因を。
今回米国製のエバーラストのグローブを使用していました。 軽量級が多い日本では日本製やメキシコ製が多いです。
グローブは選手にとっては時に大きなハンデとなります。このエバーラストはナックル部の革が比較的薄く、握り込みがいいことで定評があります。
右ストレートに威力のある村田選手にはとっては最高だったと思います。(パンチ力が強くても拳を痛めやすい人には逆に向きません)
相手はパンチを受けるたびに素手で殴られるような痛みを伴っていたと思います。
私的には戦意を喪失させた大きな要因だったと思っています。
実際倒れる前に心が折れたという結果でした。
もう一つはやはり前回も取り上げたピジョントレーニングかなと思っています。とにかくパンチが見えていました。
試合中、村田選手がニヤリと笑うシーンが何度となくありましたが、あれは効いていないアピールではなく、完全に見切っているよというアピールでしたし、実際、クリーンヒットはほとんど許さず、
受けても顎を引いてオデコで受けていました。試合後オデコが多少赤くなっていましたが、あそこなら安全です。一度やってた相手というのもあるのでしょうが、前回よりかなり冷静にパンチがみえていたと思います。
あれでは相手も体力だけを消耗してラウンドを重ねるごとに勝てる気は失せていったはずです。
それにしても勝って当たり前という風潮の中、想像を絶するプレッシャーがあったはずです。
本当におめでとうございます。
そして、ボクシングファンとしてはゴロフキンとの一戦を熱望します。 
そのWBAにはスーパー王座なるものが存在し、ゴロフキンはミドル級のスーパー王座に君臨しています。
それでなくても4団体もあるのにWBAには同階級に2人チャンピオンが存在する階級もたくさんあります。 もうわけわからん認定方法は控えて欲しいところです。
しかしボブ・アラムがプロモータについているようなので、実現するかもしれません。

2017.10.23

発達を促すトレーニング

WBA世界ミドル級タイトルマッチ 王者アッサン・エンダム VS 同級1位・村田諒太が22日に行われます。
村田選手、視力が両目1.0から左2.0、右1.2によくなっていたんですね。
今回の試合に向け、ピジョントレーニングを取り入れてからのようです。
本ブログでも「ボールがスローモーションでみえる」と題してスポーツ速読をご紹介したかと思いますが、これもピジョントレーニングです。
視力が向上するのが本来の目的ではありませんが、そうした効果もあるんですね。
その時のブログでは、野球少年の技術向上に役立つ意味でおすすめしたのですが、村田選手も取り入れていたんですね。さすがです。
今までよりも視界は広く確保され、且つ相手の動きやパンチがスローモーションに感じられるはずです。
余談になりますが、1発で脳震盪にいたるパンチのほとんどが、見えていないか、予期していないところにもらったパンチです。
意識されたパンチは瞬時に身をすくめたり、衝撃吸収の対処を施し、大事に至らないようにします。プロボクサーであれば逆にカウンターを合わせに行ったりもするはずです。
このトレーニングにより今まで以上にかなり意識できるようになるのではないでしょうか。
ところで、一般的にピジョントレーニングはスポーツ選手向けの動体視力トレーニングに思われそうですが、実はそんなことはありません。
脳の活性化を目的としたトレーニングですから、認知症予防にもなりますし、学生のの勉強の効率アップにも有効です。
特に私がお勧めしているのは、お子様です。 
発達障害という言葉は好きではないのですが、ご相談はよく受けます。 
身体の歪み調整をしたうえで、特に(頸椎、頭蓋骨)プラスしてこのトレーニングを入れていく事はとても効果的です。
野生動物は視覚、聴覚、嗅覚を使って筋肉に伝え体を動かし外敵から身を守り、獲物を捕獲します。
この能力が弱いことは生きていく上で致命的なリスクになります。なので最優先でこの3つの感覚を磨きます。
子犬や子猫にボールを転がしてやると捕まえますよね。教えてもいないのに反応します。慣れてくると速くしても反応します。
本能で鍛えるようになっています。
人間の子供でも公園やボール遊びなど物理空間での遊びはこの感覚を磨くのに役立ちますが、ゲームなどの画像空間では迫ってくる敵に対して身を避けたり、視覚情報と筋肉の適切な運動が一致する必要がありません。
ゲーム上では避けられても、実施の空間では迫ってくるボールに対して身体が反応できずにいるということが起きるのです。
そこでこうしたトレーニングは現代社会においてはとても必要なことだと感じます。
夜行性でない我々人間は特に視力に頼った生き方をしています。 瞬時に見て反応するという行為は神業としか思えないような情報処理を要します。
ボールを捕るという行為一つにしても簡単にやっていますが、目から入った情報は瞬時にボールのスピードを把握して受け取る位置予測をし、筋肉に伝えそこに手や体を運び、適切なタイミングで掴むと、複雑な処理を一瞬でやってのけるわけです。
本来は遊びの中で自然に身に付くのかもしれませんが、このトレーニングすることで、脳は非常に活性化され、感覚器から脳そして筋肉への神経系は磨かれ発達してきます。
話は長くなってしまいましたが、村田選手の今回のトレーニングの目の付け所はGOODです。
是非KOで勝利していただきたいと思っています。

2017.10.20

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