モリタ整体院

平井(JR総武線)の整体・カイロプラクティック

〒132-0035東京都江戸川区平井3-24-8森田ビル1・2F

見方を変える

見方を変えると全く違った健康法が見えてくることがあります。
例えば、風邪ですが、一般的には適度な運動と栄養をつけて免疫力を上げていれば風邪は引かない。つまり風邪をひかないことは健康体であるとなります。
しかしわたしの見方では、風邪をひかない人には2通りあって、①ひく必要がない人。 ②ひく事が出来ない人。
当然①であれば健康体なのですが、問題は②です。
いろいろと病気を患っている方でも、私、風邪だけは引かないのよね。とか、風邪をひいても高い熱が出たり酷くはならないと安心している方がたまにいらっしゃいます。
それはよかったですねと安心させてあげたいのはやまやまなのですが、プロとしてそうもいかないので、何とか説明はして差し上げるのですが、多分腑に落ちている方は少ないのではないかと想像しております。
そもそもウィルスに侵される、感染するとはどういったことなのでしょうか? 当然ですが、ウィルスにとっても子孫繁栄は至上命題です。寄生しやすい住処を探し求めているわけですが、どんな身体が彼らにとって棲みやすいといえるのでしょうか。
「流水腐らず」といいますが、サバイバル術の基本中の基本ですが、「流れのない水(溜まり水)は飲むな」といいます。バクテリアの寄生いている可能性が低いからです。沸騰させればなお安心となります。
見た目に澄んでいるかどうかより流れがあるかという事になります。バクテリアや細菌、ウィルスなどは流れを嫌います。次から次へと流水が注ぎ込まれてくるような環境下では、落ち着いて子孫繁栄などできませんものね。
川で例えてしまいましたが、人間の身体において流れのある身体(淀みのないからだ)とはどういう事かを考えればいいということになります。
風邪をひいたという事は感染したにせよ、澄みやすい住処を見つけて棲みついたにせよ、体内に寄生したことには間違いありません。
問題は、風邪の諸症状が①ウィルスが悪さをしているとみるのか、②ウィルスを追い出そうとしているのかという事であります。
①の悪さなら早くに消し止めなければなりません。早急に症状を抑えることが治療となります ②であれば追い出すまで頑張ってもらわなければなりません。むしろ手助けしてあげることが治療となります。
冒頭の話に戻しますが、水でも沸騰させれば多くの細菌やらウィルスは死滅してしまいます。これを人体で自然に行っているのが、高熱を出すという事になります。
ウィルスが棲みついていても、風邪が引けないという事は、身体がウィルスを追い出すだけの準備が出来ていない事を意味します。熱を出すにも体力が必要となるのです。
見方が違うと対処法も変わってくるのです。

2019.05.21

〒132-0035
江戸川区平井3-24-8森田ビル1・2F

  • お問い合わせフォーム

モリタ整体院