モリタ整体院

平井(JR総武線)の整体・カイロプラクティック

〒132-0035東京都江戸川区平井3-24-8森田ビル1・2F

終戦を迎え

終戦から76年を迎え、今の日本に住んでいると当たり前に思える事も、実は多くの先人の方々のおかげで成り立っていることをやはり肝に銘じておかないと、おかしなことになると思います。
YouTubeやビットコイン、FXトレーダーなどで一躍、個人でも成功を収める事が出来る時代となり、自分だけの力で成り上がってきたんだというおごりが、ちょくちょく炎上となっております。
優生思想については2016年7月29日のブログ「自然界は弱肉強食ではない」書いた通りです。
この国に生まれた恩恵は計り知れなく、自分自身だけの実力だけでもなく、身内や両親のおかげだけでもなく、国民全員の協力を経て教育や医療、治安維持やインフラなどを使う事が出来るわけです。
そもそも戦時中に生まれていたら、赤紙がきても抗えないわけで、この時代、この地に生まれたことに、個人的にはやはり感謝だと思う次第です。
さて、時を同じくして、米軍がアフガニスタンから撤退しました。2001年(9.11)の同時多発テロから20年続いたテロとの戦いから次のフェーズに移ったという事です。世界情勢も要注目だと思っています。

2021.08.17

夏の身体の不調と雑感

10年たっても色褪せない情報を目指して情報発信をしていますが、
掃いて捨てるほどの情報にあふれた社会では、逆に偏った情報源に陥りやすくなると感じています。
私のスマホの上位に流れてくるニュースと、皆さんのスマホに流れてくるニュースは違うはずです。公告やおすすめの商品も各人によって違います。
その人の過去の検索結果や購入履歴から趣味嗜好、興味などを加味して情報は流れてくるわけですから、当然といえば当然なのですが、便利な反面、普通にいれば新鮮な意見や反対意見に触れることも難しくなります。
無数に情報がある一方で、各個人が触れる情報はとても限定的で、興味のある情報にだけ触れ続ける事になります。
情報源がテレビだけ新聞だけの人とインターネットを使う人では違いますし、英語でも情報を取得できる人でもまた違ってきます。
情報の信憑性という点については、発信元が顔出しも本名も明かしていない情報は、やはり信憑性は薄いと思っています。
情報源が定かであっても、情報の一部分が切り取られていたり、編集されていたのでは、正しい情報とは言えません。
実際、日本と海外では多くの事で捉え方、温度差が大きくあります。日本はガラパゴス化しています。
当然ですが情報量は多く且つ、多角的な方が精度は上がるわけで、自分の考え方にも幅を持たせ、抽象度の高い判断ができるようになります。
健康法の情報も多種多様にわたり時には真逆のことを言っていたりもします。
例えば、夏真っ盛りで非常に蒸し暑い日が続いていますが、こんな時は熱中症予防に水分摂取を怠ってはいけないとよくテレビでも警告を促しています。出す方の情報は一切ない。
しかし、水分摂取ばかり気を付けていると逆にいろいろな症状に悩まされることになります。夏場に起こる症状は結構、この水分の停滞で起こる水毒が問題で起こることが多くあります。
もちろん不足もダメなのですが、水捌けが悪い身体に無理に摂取しても細胞に取り込まれることはなく、水毒として様々な症状があらわれます。耳もみが雑誌でとりあげられるようになり、耳鳴り、めまいの方をよく見るようになりましたが、内リンパ水腫というように水毒のかたが多く見受けられます。
要するに水分摂取は細胞に水分を取り込むことが目的であり、細胞自体が水分を取り込める状態にするには、血流をよくしたりして代謝が上がらないと吸収しません。 細胞自体は水分不足なのに身体は水膨れでは本末転倒です。
余分な水分は身体のいたるところで浮腫みとなり、身体を冷やしてしまいます。
一緒に塩を取ればいいとかも聞きますが、足し算では根本的な解決には至りません。 
出すが先です。水捌けが悪いのですから、まずは水分を出さなければいけません。
どんなに身体に必要なものでも、摂り過ぎは良くないのです。 酸素だって摂りすぎれば過呼吸症候群になります。まずは出すことをしてから取り入れる事が基本となります。
暑いからと言って冷たいものなど体を冷やすものばかり食べたり飲んだりするのでなく、運動や入浴で血行をよくして発汗する事、ニンニクや生姜、香辛料を使った食事をとるなど、気を付けてみるといいと思います。
この時期の体調不良は水分にある事が多いものです。

話は変わりますが、色々な価値観がうごめく中、一つの意見に対して反対の意見もあることは理解しているので、コロナ関連の事ではなかなか筆が重く、更新が遠のいておりますが、いろいろな点で人々の分断が起きているのではと感じています。
リーガルハイの古美門研介弁護士のセリフで「本当の悪魔とは、巨大に膨れ上がった時の民意だよ。 自分を善人だと信じて疑わず、薄汚い野良犬がドブに落ちると一斉に集まって袋叩きにする、そんな善良な市民たちだ。」
というのがあります。歴史は繰り返すとか韻を踏むといいますが、歴史的な大きな転換点では立て続けに有事が起こり、平時では考えられない方向に歴史が動くことがあります。
オリンピックで柔道の井上康生監督が、選手に常に「平常心」と言葉を賭けたそうですが、心がけたいと思います。

2021.08.05

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