握力が寿命に関係あるのはご存知ですか?
握力が低いほど、身体機能低下や日常生活動作障害の発生率や死亡率が高いことが報告されておます。
文部科学省の「体力・運動能力調査」の概要からも死亡率の高い高齢者は握力が低いことを報告しています。
しかし、その辺に売っている握力強化のグッズでは残念ながら単なる腕相撲のトレーニング位にしかなりません。
今回ご紹介する握力強化のエクササイズは、寿命が伸びるだけではなく、脳と神経を活性化し認知症の予防や、勉強、仕事の効率アップにも効果が期待できます。
更に、冷え性の予防改善や、疲れにくい身体を手に入れることもできます。
考案したのは、あのアテネオリンピックの金メダリストであるハンマー投げの室伏広治氏です。
新聞紙を用意し、片手で丸めるだけの簡単、握力強化法です。
そんなことでと思われるかもしれませんが、その効果は絶大です。さすが、室伏広治、本物だと私は実感しました。
実際にやってみてほしいのですが、単なる握力強化でないことがはっきりと実感できるはずです。
やり方は簡単、新聞紙の見開きを一枚用意して、片手でつまみ、片手だけで空中で落とさないようになるべく小さく形よく硬く丸めるだけです。
指先の微細な動きを鍛え、落とさないようにしながら、どこをどう潰したらよいか考えながら工夫するため、単調な握力トレーニングにならず、とても良いエクササイズだと思います。
手の小さい方やお子様は新聞紙を半分にしてもOKです。
最近では情報源としての新聞も時代遅れだと思いますので、こういう使い方もあると、ご紹介させていただきました。
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