厚生労働省のワクチン分科会は19日、今シーズンの定期接種で使う新型コロナウイルスワクチンについて、「レプリコン」という新しいタイプのワクチンを含む5製品の使用を了承しました。
これまでのmRNAワクチンでは、mRNAはヒトの体内でスパイクタンパク質を産出させるとすぐに消えていましたが、レプリコン・ワクチンではヒトに注射すると、そのmRNAが体内で自己増殖を続けます。そのため、「次世代型」ではなく、「自己増殖型(レプリコン)」を頭に付けて呼称することもあります。免疫反応を呼び起こすmRNAが自己増殖を続けるわけですから、少量の接種で長期間の効用が出ると期待されています。
この次世代型mRNAは2023年11月、他国に先駆けて日本で初めて承認されました。2024年8月末現在でも、世界で唯一の承認国です。認可を受けたのは、米国のバイオ企業アークトゥルス・セラピューティクス社が開発したもので、日本では明治ホールディングス傘下のMeiji Seika ファルマ社(東京)が製造・販売権を取得。「コスタイベ筋注用」の名称で販売されます。
新薬にはいつも慎重な日本が今回は世界に先駆けて認可を下した点に賛否はありますが、危機感を募らせている方には朗報なわけで、選択肢が増えたことはいい事だと思います。
強制でなく打つ打たないは個人の自由である限りは。 自由とは自己責任が伴い、他人任せではなく、自ら情報収集をし的確な判断を要されます。よく聞く、後から打てばよかった、打たなければよかったと聞くのはうんざりです。
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