モリタ整体院

健康になるために食事が重要というのは、常識になりつつあります。
実際、食事に気を使われている方は多数拝見します。
もっと熱心な方だと水にもこだわりがあったりします。
とてもいいことだとは思うのですが、最重要課題を忘れてはいけません。
それは空気です。食事がなくても水さえあれば１週間は生きていけますが、その水があっても、空気がなければ10分ともたず絶命してしまう事からも、やはり優先順位は空気＞水＞食事となるわけです。空気といっても空気清浄機の性能を言っているのではなく、呼吸そのものです。
いくらいい空気を吸っていても呼吸の仕方そのものが不十分であれば、その効果はほとんどないといってもいいと思います。
呼吸の仕方も本当にいろいろあるわけですが、以前にも紹介した、一旦吐ききってから、香りを嗅ぐように吸いこみ、吐きながら全身の力を抜いていくと自然と深い腹式呼吸になり、簡単に実践できます。
何秒かけて吸い、何秒かけて吐くとか、横隔膜やお腹のふくらみを意識したりする必要はありません。
緊張状態にあるつたり、ストレスを抱えているときは例外なく呼吸が浅くなっております。たまに自分の呼吸がどうなっているのかチェックしてみるのもいいと思います。
呼吸に関してはもっと深い部分もあるのですが、また次の機会にいたします。
まずは心理状態と関係していることを知り、呼吸を操り安定した心の維持を心がけてみましょう。