モリタ整体院

平井(JR総武線)の整体・カイロプラクティック

〒132-0035東京都江戸川区平井3-24-8森田ビル1・2F

真の原因

心と体は繋がっていて相互に影響を及ぼしている。というと多くの方が納得されると思います。
しかし、その体の痛みは怒りや、心配からきていると言われたらどうでしょうか?
容易に納得できないかもしれません。自分で自分のことを客観的に見るのは難しい事でもありますし、自らのネガティブな感情を認めることは勇気がいります。
また、科学の進歩と共に精神論的なものの見方はいつしか非科学的と見なされされ忌み避けるようになりました。
実際は多くの病気に感情という心の影響があるのは事実です。感情や思考が原因で現実に起こる現象が結果になります。
目の前にあるボールペンはどうして作られたか?というと科学的な答えでいえばこれこれこういう原料を調合して工場で型に入れ、組み立て等と細々と作業手順を述べることはできます。
でも本当にそうでしょうか?あくまでも作業の手順で会って、大元をたどれば、そもそも誰かの脳内でこんな便利な筆記具があったらいいな、から始まり、あれやこれや構想し、こんな材料でこんなデザインに設計したらいいな、がはじまりではないでしょうか。
暴飲暴食が病気の真の原因ではなく、暴飲暴食に至るその前の心境にこそ真の原因があるとみるべきだと思います。(※ここでは複雑化しないため敢えて心と脳を同様に扱っています)
真の原因は感情や思考といった目に見えないものであり、それはそれは膨大なエネルギーを持ち良くも悪くも具現化すると思っています。
そして体の不調がある際に自らを内観してみて、ネガティブな感情や思考を見つめそういうことが、今の体の不調に繋がっているんだと受け入れるだけでも、緩解に向かいます。

2023.04.15

新聞紙の正しい使い方

握力が寿命に関係あるのはご存知ですか?
握力が低いほど、身体機能低下や日常生活動作障害の発生率や死亡率が高いことが報告されておます。
文部科学省の「体力・運動能力調査」の概要からも死亡率の高い高齢者は握力が低いことを報告しています。
しかし、その辺に売っている握力強化のグッズでは残念ながら単なる腕相撲のトレーニング位にしかなりません。
今回ご紹介する握力強化のエクササイズは、寿命が伸びるだけではなく、脳と神経を活性化し認知症の予防や、勉強、仕事の効率アップにも効果が期待できます。
更に、冷え性の予防改善や、疲れにくい身体を手に入れることもできます。
考案したのは、あのアテネオリンピックの金メダリストであるハンマー投げの室伏広治氏です。
新聞紙を用意し、片手で丸めるだけの簡単、握力強化法です。
そんなことでと思われるかもしれませんが、その効果は絶大です。さすが、室伏広治、本物だと私は実感しました。
実際にやってみてほしいのですが、単なる握力強化でないことがはっきりと実感できるはずです。
やり方は簡単、新聞紙の見開きを一枚用意して、片手でつまみ、片手だけで空中で落とさないようになるべく小さく形よく硬く丸めるだけです。
指先の微細な動きを鍛え、落とさないようにしながら、どこをどう潰したらよいか考えながら工夫するため、単調な握力トレーニングにならず、とても良いエクササイズだと思います。
手の小さい方やお子様は新聞紙を半分にしてもOKです。
最近では情報源としての新聞も時代遅れだと思いますので、こういう使い方もあると、ご紹介させていただきました。

2023.03.02

時代は繰り返す?

今度はイーロンマスク氏がコロナワクチンの副作用を告白したそうです。
これによってワクチンが否定されたわけではありませんが、こういうことが表に出てくるということは、報道の風向きは変わりつつあるように思えます。
少なくとも国民にワクチン接種を勧めていた識者達には有言実行していただき、ワクチン接種が継続される間はご自身が先頭を切ってブースター接種はしていただきたいと思っております。
日本の悪いところは誤りが解っても被害を最小限にとどめる決断ができないところにあると思います。今更後には引けないとばかりにダラダラと・・・これは第二次世界大戦の時もそうでした。
ところで今回のコロナ禍において多くの事を再確認しました。
①有事になると言論統制も引かれ自由な意見は言えなくなる(YouTubeやTwitterなど含め) 
②ふけあがる民意が一定数ある(自粛警察などと呼ばれる極端な正義感を持つものが出てくる) 
③分断や差別が起きる。 
災害も含め有事はまだまだ、ないとは言えないので、心にとめておきたいと思います。

2023.01.26

カギは迷走神経

自律神経が健康に重要な事は多くの方が承知の事実だと思います。
交感神経と副交感神経のバランスが重要という事ですが、多くの場合、副交感神経を優位にさせることが重要、つまり交感神経が過剰に働いているためリラックスすることが現代病にとっては重要だといいます。
言い方を変えるとストレス社会(交感神経優位社会)においては副交感神経優位にさせることが重要ということです。
そこで、リラックスを目的としたいろいろな事が提唱されています。
その多くが脳波をリラックスさせることで、副交感神経を優位にさせようとしています。
γ波(ガンマ波):イライラしている状態時に出る脳波
β波(ベータ波):通常の覚醒している状態時に出る脳波
α波(アルファ波):リラックスした状態時に出る脳波
θ波(シータ波):浅い睡眠でまどろみの状態時に出る脳波
δ波(デルタ波):深い睡眠の状態時に出る脳波
当院ではこれらの他によりパワフルに副交感神経を優位にさせる為に、迷走神経への刺激を取り入れています。
自律神経を整えるのにとてもいいと実感しています。
この迷走神経は脳神経のうち、10番目の神経ですが、副交感神経の大部分をこの迷走神経が占めています。
具体的には、延髄から始まり首の静脈を通る管を通り、二本に分かれ、一本は首の動脈に沿って右鎖骨下前を通り、もう一本は心臓
側の大動脈を通って横隔膜を抜けお腹の中に入ります。
呼吸法でよいとされる横隔膜を動かす腹式呼吸もこうした迷走神経の刺激をもたらします。
迷走とわれるように脳神経でありながら腹部にまで達しており,その末梢分布が複雑でわかりにくかったので,迷走という名がついたようです。
脳と内臓を直接つなぐこの脳神経はまだまだ未知の働きがあるように感じます。

2023.01.20

健康意識を高める年

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
新年早々、コロナ死者数が過去最多になったそうですが、皆さんはどう感じていますでしょうか?
チラッとみたテレビでのコメンテーターの方によると、ワクチン5回目の摂取率が落ちているのが原因という話をされていましたが、本当にそう思っているのか、忖度しているのか、真意のほどを知りたいです。
個人的には以前のブログで懸念していた事が起きていると感じています。 本ブログ(本当に怖いのは・・・)参照 
コロナ対策に限らず、ここ二、三年特に感じる事ですが、世界中で起こる全ての対応が、がさつというかワザと酷い方向にもっていっているのではと勘繰りたくなる策がとられていよう様な気がしてなりません。 今年あたりから一気に潮目が変わり、手のひら返しの意見やデータが増え、責任追及というか犯人探しが始まり戦犯が吊るしあげられるように思えます。東京オリンピック同様ですね。 健康に関しては取り返しがつかない事にもなりえないので、今後の情報収集と判断は当然ですが、自己責任として各個人に委ねられていますから、身を守るためにも自らの知識と賢明な判断を持ち合わせる必要を強く感じます。
テレビで言うから国が言うからでは身を守れない時代だと思います。 10年後も色あせないをモットーに健康情報を不定期ではありますが発信していこうと思っています。

2023.01.13

2022年の終わりに

今年もいろんなことがありましたね。依然としてコロナも続いていますし、ウクライナ戦争も始まり、ジワジワと物価も上がってきました。
グレートリセットなどといわれていますが、現在のシステムが持続可能でない状態まできているとするなら、大きな転換点に来ていることは間違いないと思います。
問題は痛みを伴うハードランディングになるのか、首尾よくソフトランディングとなるのかの違いくらいです。無血開城の明治維新に対し原爆投下にまで至った第二次世界大戦の違いという感じでしょうか。
出来る事ならソフトランディングして新しいシステムでの始動を望みたいですが、グローバル化した現在では世界中を巻き込んでの変換になるはずですから、そういう意味では今までにない大規模なリセットになると思います。
当院でも長らく活躍してくれた田中先生が年内で抜けることになります。田中をご贔屓にしてくださっていたお客様にはご不便をおかけいたしますことをこの場を借りてお詫び申し上げます。 
人員の補充なしで、とも思ったのですが、日進院でも働いてくれていた方からこのタイミングで連絡がありご縁があっての事と今回手伝ってもらうことになりました。
多くの皆様に支えられモリタ整体院も来年33年目を迎えます。
今まで培った技術と知識を出会えた方に体現していただき、より健康な身体を手にいれていただけることに力を注ぎたいと思っています。
2023年も皆様にとりまして良い年になる事を願っています。良いお年をお迎えくださいませ。

2022.12.30

常に反対も意識する

私が考える整体師的なものの見方は常に反対側を意識するということです。
この世の全ては陰と陽、相対的な関係で成り立っています。
例えば肘をまげて力こぶをつくると、上腕二頭筋が主動筋となり収縮して盛り上がって力こぶが出来ますが、その裏側の上腕三頭筋は拮抗筋と言って弛緩して延ばされた状態になっています。
こちらの意識は気を付けないと感じずらいものです。
この肘を伸ばすとなると立場は逆転して主導筋が三頭筋となり拮抗筋が二頭筋となります。
実技的な話になりますが、むしろ拮抗筋に痛みや凝りの問題が隠れていることが多かったりします。
腰が痛い方に、整形外科ではお腹側の筋肉ってほとんど治療しませんよね。でもうちでは腹側も疑っています。主導筋と拮抗筋は常にペアであるからです。
心と体もやはりこの陰と陽の関係にあります。
嬉しい事や楽しい事があると笑顔になりますが、笑顔をつくると嬉しい気持や楽しい気分になるのもまたしかりです。
その部分に特化した専門家というより広い範囲での関連性に気づくことが整体師としての重要なスキルだと感じています。

2022.12.16

燃える闘魂

プロレス界のスーパースターであり政治家でもあったアントニオ猪木さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
私達の年代の男子の多くがアントニオ猪木さんの正義と勇気のファイトに熱狂したのではないでしょうか。
数々のプロレスでのファイトもさることながら、いまでこそ総合格闘技が一般化していますが、当時の異種格闘技戦こそ少年だった私には、ルールの違う格闘技において真に強いのは誰なのかと夢とロマンを胸に固唾をのんでテレビにしがみついたものです。
熊殺しの異名をとる、極真空手のウィリー・ウィリアムス、ボクシング界のレジェンド、モハメド・アリ、ミュンヘンオリンピック無差別級柔道金メダリストのウイリアム・ルスカ、マーシャルアーツの世界王者モンスターマンなどとのファイトは今でも鮮明に覚えています。
燃える闘魂アントニオ猪木さんは強さだけでなく、晩年の病魔との闘病の姿をありのまま見せることで、戦い続ける事、希望を持ち続ける事の意味を教えてくれたように思っています。
「元気ですか~!元気があれば何でもできる」のほか、多くの名言を残してくれた猪木さんの燃える闘魂は間違いなく性別、世代、国籍を超え多くの人に注入されていると信じています。
お疲れ様でした。そして数々の感動をありがとうございました。

2022.10.02

疲労について

一言に疲労といっても実は、大別して3つに分ける事が出来ます。
一つは筋疲労、これは運動後や肉体労働の結果に起こる疲労で、一般的に呼ばれる疲労ではないでしょうか。
次に、内臓疲労です。これも疲労感として身体に現れます。食べ過ぎ飲み過ぎなど暴飲暴食により内臓が休まる暇がなく起こります。薬の飲み過ぎやプロテインやサプリの摂りすぎでも起こります。
三番目が脳疲労(精神疲労、眼精疲労なども含む)です。俗に気疲れと呼ばれるものの他に、脳をフル活動した時にも起こります。長時間の繊細な作業や同時通訳などでも目や耳などの脳神経を介して脳は疲弊します。
これらは単独で起こる場合もあれば、複合している場合も多くあります。厄介なのは本人はどの疲労なのかわからず、疲れとして捉えてしまう事です。
いずれの場合も共通した回復法として欠かせないのが良質な睡眠です。 これが取れているうちは、おおかた大丈夫なのですが、睡眠に異常が起こると回復しきれずに翌日を迎えるという結果になり、後は雪だるま式に疲労が溜まったり、他の疲労に連鎖していきます。その結果、身体が壊れ、多くの病気が発症します。
一つ例を上げてみますと、ぎっくり腰を半年に一回くらい繰り返す方がいて、腰回りの筋肉も確かに凝り固まっているのですが、内臓を触診してみると肝臓や胃の周辺にも鈍痛があったり、硬さが見られ、そこへの施術も施し、ファスティングの指導をして内臓が冷えていたので、冷えを解消したところそれ以後、内臓疲労に気を付けることで、2年ほど、ぎっくり腰は起きてはいません。
内臓疲労ならお腹が痛くなってくれれば話は早いのですが、腰痛として表現してくるわけです。
これではいくらレントゲンやMRIを撮ってみても、真の原因には辿り着けるわけもなく、反対に痛み止めや消炎剤を服用したりすると、より内臓疲労を助長する事さえ出てきてしまいます。もちろん自己判断で腰痛に効く健康食品や大衆薬の服用も同じ結果を招くこともあります。
身体は繋がっています。頭痛といっても頭に問題がある場合だけでなく胃からくる場合や、鼻や眼からくる場合もあります。
「身体の声を聴く」触診、問診、はもちろん、望診、舌診、脈診、それにプラスした違和感というか経験が生み出す第六感をフル活動して原因にせまるのが整体です。
現代医学の盲点を別の角度から迫る事で、問題改善に貢献できれば整体師としては本望であり、存在価値があると感じています。
今回は色々な疲労についてでしたが、良質な睡眠をまずは意識してみてくださいませ。

2022.09.17

出す健康法

健康の基本は「出す」という事です。
とかく、何を摂ればいいか、どんなサプリを飲めばいいかと考えがちですが、先ずは「出す」事があって入れるが後です。
野生動物の場合、調子を崩すと断食をして改善させるのはご存知かと思いますが、これが自然の姿です。入れるのをまずは断っているわけです。
私自身何度か断食をしていますが、その効果は実証済みです。2日間の事が多いのですが十分効果を感じます。
また出すというとサウナも効果的です。サウナ→水風呂→休憩(整う)することで、発汗、蒸散が行われ、出す健康法です。
もう一つ出す健康法として欠かせないのが、洗腸です。
私は、もし災害に遭って家屋が倒壊するようなことがあったら、洗腸器だけはもって逃げようと日頃から持ち出しやすいように配置しています。
それくらい健康維持や回復には欠かせない物だと思っています。
ざーっと出す健康法を上げてみましたが、運動ももちろんそうですし、睡眠もそうです。
気の合う人と気兼ねなく話すことだって出す健康法です。 涙もね。

2022.09.06

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