モリタ整体院

平井(JR総武線)の整体・カイロプラクティック

〒132-0035東京都江戸川区平井3-24-8森田ビル1・2F

ストレス耐性を上げる方法

ストレスへの対処法として一般的に多く言われるのが、気分転換であったり、ストレスの原因から離れる、遠ざけるといった方法がとられると思います。
もっと積極的な方法だとストレスに負けない精神論的、メンタル的に強靭になるような事も試されているかもしれません。
これらの方法が人によっては効果があるのかもしれませんが、私はこのどちらも指導していませんし、自分でもしません。
今回はだれでも簡単にストレスに強くなる方法を教えます。
それは息を止めるのをできるだけ長く続けられるように訓練することです。たったこれだけ!
BOLTスコアというのがあるのですが、体内酸素レベルテストのことなのですが、呼吸量が正常か過剰(呼吸過多)かを判別するテストです。
詳細は省きますが、ストレスに弱い人は二酸化炭素にも弱いということです。

1.鼻から軽く息を吸い、鼻から軽く吐く。

2.鼻から息を吐いたら鼻をつまんで息を止めると同時にタイムを計り始める。口から息を吐いたりしてはだめです。

3.そのままの状態で、「息をしたい」という最初の欲求を感じるまでの時間を測る。

このタイムが40秒あることが一つの目標です。

このタイムが短いほど、ストレス耐性が低いということになります。

次の方法で徐々にBOLTスコアを伸ばす事ができます。つまりストレス耐性を上げる事ができます。

先程、同様に鼻から軽く息を吸い、鼻から少しだけ吐いたら、息を止めます。今度はできるだけ我慢し、息を吐きだしたいのをもう少しだけ我慢して鼻から吸い込みます。
吸い込んだらゆっくりと細く口から息を吐きだします。
これだけです。簡単でしょう。

これは息を止めることで二酸化炭素の耐性を付けると同時に、止めている間に一酸化窒素(NO)を鼻腔に溜めこれを体内に吸い込むことでストレス耐性をさらに上げる事ができます。
一酸化窒素を取り入れることで、

① 血圧が安定する

② 血管を修復する

③ 動脈硬化を予防する

④自律神経やホルモンのバランスをよくする

などの効果を得ることができます。

今回は単に方法にとどめますが、実は酸素が善で、二酸化炭素の悪という認識が強く浸透していますが、実はそうではないのが真実です。
たくさん酸素を吸い込むことが善ではないということだけは覚えておいてください。また機会がありましたら巷に闊歩している間違った呼吸法に触れたいと思います。
なぜ健康になれないのか? それは間違った健康法を信じて実践しているからにほかなりません。 
効果がなければ常識を疑ってみる。 
今日の常識が明日の非常識になることもあるのは歴史が証明しています。
少年野球をしているときに真夏の炎天下でも運動中に水は飲むなと指導され、今では膝を痛めるといわれている、うさぎ跳びをしていた頃を懐かしさとともに恐怖を感じます。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」といいますが、健康は取り返しがつかないこともあるので、真実を見極める目が必要です。
健康法に限らず、これからもっともっと今までの常識が覆されてくることを目の当たりにすることでしょう。

2023.11.05

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