モリタ整体院

WBA スーパーフェザー級王者の内山高志選手が2RKOで負けてしまいました。
非常に残念です。

国内では2番目に好きな現役ボクサーでしたので・・・
とにかく安心して試合を見ていられる選手でした。　ダウンを喫しても一発で試合をひっくり返すダイナマイトを何度も見てきましたから。
ノックアウトダイナマイトの異名を持つそのパンチはまるで鉄アレーで殴られているかのような拳の硬さがあり、相手選手からグローブの中に何か仕込んでいるのではとチェックを要請されるほどで、とにかく強烈なノックアウトが信条のボクサーでした。
11回の防衛をこなし、（具志堅用高の13度が最多）、歴代KO率は日本NO1、という、あまり知られていませんが、偉大なボクサーなんです。
今回の試合前にビックマッチが二転三転して流れ、本人も試合前にモチベーションが下がったと漏らしたように、モチベーションの低下が最大の敗因だと思いました。
本来は脂の乗り切った2年前にはボクシングの聖地ラスベガスで試合をしている選手だと思います。
昨日のように平日に国内の体育館でタイトルマッチをする選手のレベルではありません。
皮肉を交えてプロモーターであるジムの会長を「宝の持ち腐れ」と揶揄されるように、マッチメークの能力不足は内山選手には不運だったと感じています。
実力の割には日本では注目度も低く本当に可愛そうに思えるのです。（海外では評価が高い）
いい選手は力のあるジムに行かないと、才能の持ち腐れになるので、注意が必要です。
ボクシングファンとしては才能ある選手は、海外のポロモーターと契約してどんどん世界進出していってほしいと願っています。
内山選手にはもう一度、闘う意義を見出して、再起してほしいと願っています。　一発で試合を決めるあのノックアウトダイナマイトは天性のもので、今後なかなか出てこない逸材です。
いちファンとして、ラスベガスMGMに立つ内山高志をみてみたいと思っています。
マニアックな話題でスイマセンでした。