プロレス界のスーパースターであり政治家でもあったアントニオ猪木さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
私達の年代の男子の多くがアントニオ猪木さんの正義と勇気のファイトに熱狂したのではないでしょうか。
数々のプロレスでのファイトもさることながら、いまでこそ総合格闘技が一般化していますが、当時の異種格闘技戦こそ少年だった私には、ルールの違う格闘技において真に強いのは誰なのかと夢とロマンを胸に固唾をのんでテレビにしがみついたものです。
熊殺しの異名をとる、極真空手のウィリー・ウィリアムス、ボクシング界のレジェンド、モハメド・アリ、ミュンヘンオリンピック無差別級柔道金メダリストのウイリアム・ルスカ、マーシャルアーツの世界王者モンスターマンなどとのファイトは今でも鮮明に覚えています。
燃える闘魂アントニオ猪木さんは強さだけでなく、晩年の病魔との闘病の姿をありのまま見せることで、戦い続ける事、希望を持ち続ける事の意味を教えてくれたように思っています。
「元気ですか~!元気があれば何でもできる」のほか、多くの名言を残してくれた猪木さんの燃える闘魂は間違いなく性別、世代、国籍を超え多くの人に注入されていると信じています。
お疲れ様でした。そして数々の感動をありがとうございました。
一言に疲労といっても実は、大別して3つに分ける事が出来ます。
一つは筋疲労、これは運動後や肉体労働の結果に起こる疲労で、一般的に呼ばれる疲労ではないでしょうか。
次に、内臓疲労です。これも疲労感として身体に現れます。食べ過ぎ飲み過ぎなど暴飲暴食により内臓が休まる暇がなく起こります。薬の飲み過ぎやプロテインやサプリの摂りすぎでも起こります。
三番目が脳疲労(精神疲労、眼精疲労なども含む)です。俗に気疲れと呼ばれるものの他に、脳をフル活動した時にも起こります。長時間の繊細な作業や同時通訳などでも目や耳などの脳神経を介して脳は疲弊します。
これらは単独で起こる場合もあれば、複合している場合も多くあります。厄介なのは本人はどの疲労なのかわからず、疲れとして捉えてしまう事です。
いずれの場合も共通した回復法として欠かせないのが良質な睡眠です。 これが取れているうちは、おおかた大丈夫なのですが、睡眠に異常が起こると回復しきれずに翌日を迎えるという結果になり、後は雪だるま式に疲労が溜まったり、他の疲労に連鎖していきます。その結果、身体が壊れ、多くの病気が発症します。
一つ例を上げてみますと、ぎっくり腰を半年に一回くらい繰り返す方がいて、腰回りの筋肉も確かに凝り固まっているのですが、内臓を触診してみると肝臓や胃の周辺にも鈍痛があったり、硬さが見られ、そこへの施術も施し、ファスティングの指導をして内臓が冷えていたので、冷えを解消したところそれ以後、内臓疲労に気を付けることで、2年ほど、ぎっくり腰は起きてはいません。
内臓疲労ならお腹が痛くなってくれれば話は早いのですが、腰痛として表現してくるわけです。
これではいくらレントゲンやMRIを撮ってみても、真の原因には辿り着けるわけもなく、反対に痛み止めや消炎剤を服用したりすると、より内臓疲労を助長する事さえ出てきてしまいます。もちろん自己判断で腰痛に効く健康食品や大衆薬の服用も同じ結果を招くこともあります。
身体は繋がっています。頭痛といっても頭に問題がある場合だけでなく胃からくる場合や、鼻や眼からくる場合もあります。
「身体の声を聴く」触診、問診、はもちろん、望診、舌診、脈診、それにプラスした違和感というか経験が生み出す第六感をフル活動して原因にせまるのが整体です。
現代医学の盲点を別の角度から迫る事で、問題改善に貢献できれば整体師としては本望であり、存在価値があると感じています。
今回は色々な疲労についてでしたが、良質な睡眠をまずは意識してみてくださいませ。
健康の基本は「出す」という事です。
とかく、何を摂ればいいか、どんなサプリを飲めばいいかと考えがちですが、先ずは「出す」事があって入れるが後です。
野生動物の場合、調子を崩すと断食をして改善させるのはご存知かと思いますが、これが自然の姿です。入れるのをまずは断っているわけです。
私自身何度か断食をしていますが、その効果は実証済みです。2日間の事が多いのですが十分効果を感じます。
また出すというとサウナも効果的です。サウナ→水風呂→休憩(整う)することで、発汗、蒸散が行われ、出す健康法です。
もう一つ出す健康法として欠かせないのが、洗腸です。
私は、もし災害に遭って家屋が倒壊するようなことがあったら、洗腸器だけはもって逃げようと日頃から持ち出しやすいように配置しています。
それくらい健康維持や回復には欠かせない物だと思っています。
ざーっと出す健康法を上げてみましたが、運動ももちろんそうですし、睡眠もそうです。
気の合う人と気兼ねなく話すことだって出す健康法です。 涙もね。
そろそろコロナ第7波も少し落ち着きを見せ始めていますが、本当に怖いのはコロナが終息してからです。
どういうことかといいますと、事業をされている方は詳しいかと思いますが、コロナ禍において緊急時という事で、所謂、ゼロゼロ融資(無利息、無担保、実質審査なし)なるものが大量に貸し付けが行われました。
その結果、倒産件数、失業者数も、なんとか抑えられていたという事実があります。本来コロナ関係なく経営に困窮しているところまでこの融資によって存続できている会社も数多く存在しています。俗にいうゾンビ企業です。
つまりコロナが落ち着くということは平時の生活に戻るわけですから、こういった新たな融資の救済策や借り換えなどの延命措置はなくなり、逆に返済の期日が迫ってくるわけです。ということは・・・
さて今回は、免疫についてです。
免疫には大きく2つがあります。自然免疫と、獲得免疫です。
自然免疫は、生まれながらにして自然に持ち合わせている本能的な病原菌に打ち勝つ免疫で、獲得免疫は、生まれてから、経験の中(病原菌に触れながら)で身に付けていく免疫です。
これは人間の成長にも似ています。
生まれながらの性格や人間性などある程度持ち合わせています(自然免疫)が、後に経験によって身に付ける経験値は日常生活の中や人間関係で多くの経験をし、新たに人間性が確立され、一回り成長した様(獲得免疫)によく似ています。
どちらがいいとかでなく、二つの免疫が足並みを合わせて働くことが必要です。
生まれながらに持ち合わせている自然免疫は別として、獲得免疫は受け取り方にかなり差が出ます。
再度、人間の成長の話の戻しますが、成長していく過程で必要に応じて、それ相応の問題にぶち当たり克服して経験値が上がり、クリアーできる人間力が一回り大きくなるわけですが、その課題も時期も人それぞれという事になります。
実際に経験するのと、映画や本での疑似体験とでは似て非なる経験値と言わざるを得ませんし、人によってはタイムリーでない、また本質的な痛みを伴っていない分、時に安易な解釈であったり間違った解釈をするかもしれません。
ワクチンはこの獲得免疫になるわけですが、上記のような事にならないのか懸念しております。具体的には抗体依存性感染増強(ADE)などです。
厚生労働省の発表では今のところそうした報告はないという事で安心はしていますが、今後の経過観察は留意していく必要があると思います。
食事を口からとるのと胃婁では同じ栄養補給でも違いますし、食事からとるビタミンとサプリでも含有量が同じでも違います。実際に登山して頂上に上るのと、ロープウェイで上るのもまた違いますし、ルーブル美術館で本物のモナリザを観るのと、本で見るのも違います。
一言でいうと自然かそうでないか、リアルかそうでないかだと思います。
私は自然界こそが、唯一完全であり、人間の頭でこねくりだしたものはトータルとして別の部分や時を経て不都合な真実が出てくるのではないかと心配しております。
芸能界だけでなく、経済界、政治、宗教と今まで一般大衆には隠され続けてきたことやマスコミでも取り上げるのはタブーとされてきた事まで暴露されてきています。
上層部でのパワーバランスが変わった証拠であり、大きな変革前の兆しです。まだまだこんなもんじゃない、我々に直接かかわる、驚愕するような真実が飛び出してくることでしょう。
さて、今回は「胃の冷え」についてです。
この時期、冷房の中で、冷たい飲み物を飲むのは普通の事ですし、最高のひと時です。
しかし、胃の負担は確かにあります。
消化するには熱が必要です。 調理するのに火が必要なように、人体の中での消化にも熱は必要なわけです。
火が使えなかったり火力が極端に弱かったりしたのでは食材を煮たり焼いたりできないように、冷え切った胃腸では当然、消化吸収はうまくいきません。
現れる症状としては、何も胃痛や下痢などの解りやすいものばかりではありません。頭痛やめまい、鼻詰まり、股関節や膝痛など、頭部や顔、下肢に至るまで、本当に多くの症状が出ます。
この時期、胃が冷えている方は多いと思いますので、何をやっても消えない症状について、冷たいものを少し控えてゆっくりと入浴したり、
直接胃を温めるようにしてみるのもいいと思います。 試す価値は大いにあります。
毎日暑い日が続きますね。
身体がだるかったり、重く感じるようなときは、軽い運動なり入浴でしっかりと汗を出しましょう。
出すこと以上に飲んでいれば次第に身体は浮腫み淀んできます。 「流水腐らず」と言われるように身体にも水の入れ替えが旺盛な方が、細胞は元気なわけです。
外出するときは、小さな霧吹きに水を入れて、たまに顔や腕など皮膚に吹きかけてやると気化熱で体温を下げる事が出来て熱中症対策に効果的です。汗の効用と同じですね。
熱も出してやらないと下がらないわけです。
さて話は変わりますが、国内外問わず、大変革に向け、目まぐるしく世の中が動いています。
昨日までの常識が非常識となり、英雄が一転、戦犯に変わるような激変があちこちで起こり、また分断が起こり争いも多くなる世の中に直面するのだろうと推察します。
長い事続いた既存の体制が持続可能でなくなり、膿出しが必要な時期に差し掛かったという事です。 結局ここでも出さないと新しいものに生まれ変われないわけです。自然界の法則では出すが先です。
生みの苦しみというか膿だしには痛みも伴いますが、結果としていい方向に向かうものだと思います。
時代の転換点である現在、私たちの生活を変える事象が立て続けに起こっていますが、こうも捉え方が人によって違うのには驚かされます。
日本では比較的少ないですが、海外では分断も起きています。混乱に乗じて極端な方向に振れなければいいなと思う今日この頃です。
少し前に「肩甲骨はがし」という言葉とともに肩甲骨を肋骨から剥がす施術が流行りました。
実際、肩甲骨の肋骨への癒着は肩こり腰痛等多くの症状につながりやすく、またスポーツをしている人にとってはこの肩甲骨の動きはとても重要になってきます。
四足歩行の動物ではこの肩甲骨の動きがよく観察できますが、とりわけチーターやライオンなどの肉食獣を思い浮べるとこの肩甲骨が見事に肋骨から分離し、立甲(肩甲骨の内側が立った状態)しています。
二足歩行の人類はこの肩甲骨をうまく使えていないわけです。
有名なスポーツ選手の多くは肩甲骨に限らず人体の構造を最大限発揮して好成績を残しています。
例えば手の指の始まりは普通、指の付け根と答えると思います。(青い点)指を動かす場合ここを支点に動かします。
しかし、手の骨格を見てみると、まだまだ手首の方まで指の根は続いています。映画、ターミネーターを観た方はわかると思いますが、指はもっと長いのです。
体表からみた指で指を使うのと、骨格での指の付け根をイメージして使うのでは、実は疲れや肩こり、スポーツに至ってはパフォーマンスにも違いが出ます。
下図の青い点が一般的な指の始まりに対して、赤い点が達人レベルの指の始まり。
この赤い点を意識してグー、チョキ、パーをしてみると、指先まで気が行き渡るのを感じると共に、可動性もあがり、血流もよくなります。
では腕の始まりはどこでしょうか?
腕の付け根つまり肩関節(青丸)と普通は思いますが、これも骨格を見てみると、もっと腕が続いていることに気づきます。腕と胴体が接合しているのは鎖骨の付け胸鎖関節(赤丸)部分です。つまり赤丸から腕が生えているわけです。
腕を上げる際に赤丸を支点に上げると指先まで気が行き渡ると共に、可動性、血流も良くなります。
ボールを投げる際も肩を痛めずに投げる腕の動作となります。
更にこの動きを滑らか且つダイナミックな動きを可能にするのが、はじめにあげた肩甲骨の動きとなります。
まだまだ足であったり多くの発見がある骨格ですが、また次の機会にしたいと思います。
コロナがまだ終息しない中、今度はロシアのウクライナ侵攻と、矢継ぎ早にいろいろな事が起こりますね。
地震もちょくちょく来ているので、天災地変にも特に気を付けておかなければいけないと思っています。
まだまだ混沌、混乱の入り口だと思っているので、大、小、交えいろいろな事が起こると思います。
全ての問題に心を奪われるのではなく、自分で対処できるのか否かを見極め、自分ではどうにもならないことは気をもんでも仕方がないので思い切って切り捨てましょう。
ところで、前回すこしだけ水滞について触れましたが、水の摂り過ぎは多くの問題を引き起こします。
植木でも水のあげ過ぎは根腐れを起こしますが、人間の身体も一緒です。水捌けのいい身体、悪い身体があります。
昔は運動中には水を飲むなと言われ、今では1日2、3リットル以上飲めとか言われたりもしています。水については本当に賛否あるので、実体験で体調で判断するしかないと思います。
当然ですが、季節や状況、体質によってもかなり差はあります。 とかく現代的には1日このくらいという目安を欲しがりますが、結論は人によるという事になります。
もちろん水だけでなく、食事や運動量なども人それぞれです。
話を元に戻しますが、糖質や塩分の過多は身体を濃度を中和する為に水で薄め結果として細胞の浮腫みを引き起こします。 糖質1gで水4gで中和するほど、水が必要になります。
塩分や糖質の摂り過ぎは水の浮腫みを助長する意味でもよくありません。
誤解をしないでほしいのですが、水を摂るなと言っているのではなく、摂りすぎは良くないという事です。
ではその判断はどうしたらよいかですが、「舌」を見ることになります。
舌を見て下の横、輪郭部に歯形が付いているようならまず、水の摂りすぎです。その他色や形でも判断しますが、歯型があるようなら、なくなるまで、糖質、塩分を減らし、腹八分目にして、水を減らしてみるとなかなか解決しない身体の問題が改善するかもしれません。飲み方もガブガブ飲みでなく、チビチビ飲みが理想です。 鉢植えの植物に水をやるイメージです。
色々試しても改善しないのなら水分の摂りすぎ、チェックしてみてもいいかもしれません。たしてダメなら引いてみようという感じです。
耳鳴り、めまいについて当院の「耳もみ整体」が書籍でも紹介されたこともあり、これらの症状でお困りの方々を数多くの施術にあたらせていただいておりますが、早い段階でよくなる方はいいのですが、中にはなかなか効果が出ない方も正直いらっしゃいます。 実はこの耳鳴り、めまいには落とし穴がありまして、あまりにも煩わしいため意識がそこに釘付けになりやすい特徴があります。常に意識が耳鳴りがまたなっている。ふわふわしためまいがまたある。 となると症状に囚われ、いつになったら治るんだろうと不安になります。以前にも書きましたが、病気は意識されることが何よりの栄養になります。 何かに集中している時は実際耳鳴りやめまいは意識されないことが多いのですが、ふとそういえばしているかなと意識します。するとまた鳴っている、ふわふわ気持ち悪いと意識に合があります。その度に治ってないと不安が蘇ってきます。そんなときは耳鳴り、めまいを兵糧攻めにする気で意識にあげない、気になったら無視する。栄養を与えないつもりで、気になったときは、何でもいいので何かほかに集中することをしてみてください。こういう特徴があるので、慢性化するとなかなか囚われて抜け出せなくなりやすいので、早い時期に実践してみてください。
耳もみは非常に効果的ですが、水滞が原因になっている場合も多くありますので、下肢のツボなども刺激してみるのも効果的です。
とにかく煩わしい耳鳴り、めまいですが、その煩わしさ故に意識が囚われ症状を助長するという悪循環に陥らないようにしてください。
海外ではインフレが進んできています。日本においてもガソリン価格をはじめ値上がりするものも目に付くようになってきました。
食料事情にも異変が起きています。身近なところではマックのポテトのLとMが販売休止になり、一方で牛乳が余ってしまったりと、異変が起きています。
どんな世の中になるのか、興味深いところですが、こんな未来は実感できますか?
例えば「サピエンス全史」の著者、ハラリ氏によりますと、現在の人類である、ホモ・サピエンスから一部が進化し、ホモ・デウスとなり人類の二極化がすすむと懸念しています。
進化といっても肉体的な構造が変わるというよりも、データやアルゴリズムを手にし、それを駆使する人類と、そうでない従来のままの人類という二極化という意味です。
その差はホモ・サピエンス(現代人)とネアンデルタール人よりも差があるようです。
デウスは神の意味なので、ホモ・デウスとは、神性を獲得した人類という意味です。 更にこのホモ・デウスは言葉は悪いですが現代の人類ホモ・サピエンスを家畜同様管理する社会を作り出すといいます。
いやいあやそんな陰謀論みたいな話あり得ないだろうと思うのですが、実際、情報社会において、既に私たちは多くの情報の恩恵に預かっていることは間違いありません。
知らず知らずに、自分の趣味嗜好はデータとしてスマホやPCに蓄積して、当たり前のように自分に最適な商品や情報が流されてきます。また食事をする際は食べログなどを使いデータ頼りにお店を選んでいます。つまり情報に導かれているわけです。
バイタルをチェックして身体の情報を送れば食事や運動、サプリまで最適解を提供してくれます。 DNA情報で適職やお似合いのパートナーまで見つける事が出来ます。
これらは合理的、且つ、理論上限りなく失敗しない選択なので頼りにしたくなるのではないでしょうか?
自分自身の感覚や本能の選択よりもデータの方が信頼できる社会と言えるかもしれません。
では、こんな世の中はイメージができますか?
VRの進化により、仮想空間の方が現実よりもリアルになる生活。
具体的に言うと、アバター(自分の分身)が仮想空間の中で仕事をして収入を得たり、アバターの為の土地や家を買って住み、服を買っておしゃれをし、旅行に出かけたり、他のアバターと仲良くなったりする生活です。
最初は私も???、マトリックスじゃあるまいし、所詮映画の世界と、リアルなイメージが付きませんでした。
今でもゲームの世界で衣装や武器を購入して、レベルアップしたりするのでもわかる通り、現実世界よりもそちらの世界に臨場感や重きを置くようになれば、実際皆そちらの生活が主といってもいいのかもしれません。
今はゲームのスイッチを切れば次やるときまでセーブされていますが、多くの方々がプレーに参加している仮想世界の場合、現実同様、刻々と次の世界に移ろいで行き、次にスイッチを入れた時には今までなかった場所にビルが建っていたりしたら、どんどん出遅れてしまいませんか。仮想空間でのポイントと実際の通貨との換金がなされる場合、どちらで収入を得てもいいわけですし、アバターを使えば理想の自分を演出することも可能になります。 発展途上の仮想空間で出遅れないよう、ビジネスを始めたり、店舗を開いたり、現実空間同様の社会がつくられれば、現実空間より重きを置くようになるかもしれません。
食事やトイレ、入浴、睡眠以外は仮想空間での生活が主になるなんて世の中は想像がつきますか? 今の道路や公園は利用者も少なくなり、整備もされず、荒れ地に近い反面、仮想空間はあり得ないくらいきらびやかな世界が待っていたら、多くの人々はそちらでの生活に重きを置くのではと思います。
そういうのをメタバースというそうですが、スマホやゲーム、PCで過ごす時間が長くなりつつある現代においてそういう時代が将来的には来ることがないとはいえません。実際日本でも内閣府がムーンショット目標なるものをぶち上げています。 2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現するとのことですが、その中でアバターを駆使する事もうたわれています。
ホモ・デウスとなる一部の人類の進化やメタバースといわれる世界をあげてみましたが、近未来的には、多くの変化が連鎖的に起きるはずです。
いずれにしても我々はめったにない凄い変化を目の当たりにすることは間違いないはずです。
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